食とカラダの基礎知識 食とカラダの基礎知識

体幹トレーニングのおすすめメニュー16選|初心者・上級者別に紹介

体幹トレーニングが健康や美容、スポーツのパフォーマンス向上に良いと見聞きしたものの、具体的な方法がわからないという方も多いのではないでしょうか。体幹トレーニングには、鍛える部位・強度が異なる複数の種類があるため、自分に合ったメニューに取り組むことが大切です。

この記事では、体幹トレーニングのメリットや自宅でできる初心者向けのトレーニング方法、中・上級者向けのトレーニング方法について解説します。運動不足が気になる方や、体幹を効果的に鍛えたい方はぜひ参考にしてください。

【体幹トレーニングのおすすめメニュー16選|初心者・上級者別に紹介】

1.体幹とは?

体幹とは、顔・首・腕・足以外の部分である、体の中心部を指す言葉です。地面に生えている木が幹によって枝を支えているように、人体も体幹によって姿勢が保たれています。

腹筋や背筋のほか、肩甲骨や股関節周辺の筋肉、太ももやふくらはぎなどの筋肉は、すべて体幹に含まれるパーツです。

また、体幹には大小さまざまな筋肉が含まれており、体の深い部分にある姿勢をコントロールするための筋肉(インナーマッスル)も体幹の一部です。インナーマッスルは、表面からは見えにくいものの、安定した姿勢・関節の維持や、内蔵を支えるなど、重要な役割を担っています。

1-1.体幹トレーニングのメリット

体幹の筋肉を強化すると、姿勢を楽に保ち、安定して運動できるようになります。正しいフォームで動くことができれば、さまざまなスポーツでパフォーマンスが向上するでしょう。また、安定した動作は日常生活での転倒や怪我の予防にも効果的です。

また体幹トレーニングに取り組むと、体全体が引き締まるため、理想的な体形を維持しやすくなります。トレーニングによって筋肉量が増えると、基礎代謝も高まる傾向です。

2.【初心者向け】体幹トレーニング方法10選

筋力トレーニングに慣れていない初心者の方には、器具を使わない体幹トレーニングが向いています。トレーニングの種類によって鍛えられる部位が異なるため、複数のメニューを取り入れて体幹をまんべんなく鍛えましょう。

ここでは、初心者向けの体幹トレーニング方法を10個紹介します。

2-1.ドローイング

ドローイングは、腹式呼吸をするための深層筋(インナーマッスル)や腹横筋が鍛えられる体幹トレーニングです。ここではドローイングの効果的なやり方を紹介します。

STEP1 床にまっすぐ立ち、腹式呼吸で大きく息を吸う
STEP2 吸い切った状態で一度息を止める
STEP3 腹部をへこませるように勢いよく息を吐く
STEP4 息を吐き切った状態を保つ

ドローイングは、1回あたり15秒を2セット程度行うことが目安です。ドローイングのコツとして次のようなポイントが挙げられます。

  • 腹筋を意識して呼吸する
  • 体に余計な力を入れない

息が苦しい場合は、無理のない秒数で息を止めましょう。

ドローイングのメリットとは?鍛えられる部位や正しいやり方を解説!

2-2.プランク(フロントブリッジ)

プランクは、腹筋を中心として背筋なども鍛えられる体幹トレーニングです。プランクには複数の種類がありますが、ここでは初心者でも取り組みやすい「ロープランク」のみを紹介します。

STEP1 床にうつ伏せの状態となる
STEP2 肩の真下に肘が位置するように肘を90度に曲げて床につける
STEP3 腹筋と太ももに力を入れて体を床から浮かせる
STEP4 頭から足までが一直線となった状態を保つ

プランクは、1回あたり30秒~60秒を3セット程度行うことが目安です。プランクのコツとして次のようなポイントが挙げられます。

  • お尻を上げたり腰を反らしたりしない
  • 呼吸を止めず長く息を吐く
  • 肩や腕に必要以上の力を入れず、腹筋を意識する

姿勢を保つことが難しい場合は、膝を床について負荷を下げましょう。

プランクとは?メリットや正しい姿勢・効果を上げるポイントを解説!

2-3.ヒップリフト(バックブリッジ)

ヒップリフトは、お尻や太ももの筋肉が鍛えられる体幹トレーニングです。ここでは初心者でも取り組みやすいヒップリフトのやり方を紹介します。

STEP1 床に仰向けの状態となる
STEP2 腰幅に足を広げ、床に足の裏をつける
STEP3 膝から胸までが一直線となるようお尻を上げ、姿勢を保つ

ヒップリフトは、1回あたり30秒~60秒を3セット程度行うことが目安です。ヒップリフトのコツとして次のようなポイントが挙げられます。

  • 首に余計な力を入れない
  • 自然な呼吸を続ける
  • 肩を床につける

姿勢を保つことが難しい場合は、手のひらで床を支えるようにして負荷を下げましょう。

2-4.バックキック

バックキックは、お尻の大臀筋や太もも裏のハムストリングスを鍛えられるトレーニングです。ここでは初心者でも取り組みやすいバックキックのやり方を紹介します。

STEP1 手と膝を床につき、四つん這いの姿勢になる
STEP2 片足を後ろへ伸ばし、足裏で天井を押すように蹴り上げる
STEP3 膝が床につく手前まで足をゆっくり下ろす
STEP4 左右を入れ替えて同じ動作を行う

バックキックは、片足10回を左右それぞれ3セット程度行うことが目安です。バックキックのコツとして次のようなポイントが挙げられます。

  • 目線は床に向ける
  • 腰を反らしすぎない
  • お腹に力を入れて姿勢を安定させる

腰が反りやすい場合は、足を高く上げすぎず、お尻に力が入る範囲で行います。

2-5.クランチ

クランチは、腹直筋を中心に鍛えられる腹筋トレーニングです。動作中は反動を使わず、狙った筋肉を意識して行いましょう。

STEP1 床に仰向けの状態となり、膝と股関節を90度に曲げる
STEP2 手を頭の後ろに添え、おへそをのぞき込むように上体を起こす
STEP3 息を吸いながら、頭が床につく手前までゆっくり戻す

クランチは、10回を3セット程度行うことが目安です。クランチのコツとして次のようなポイントが挙げられます。

  • 上体を起こすときに息を吐く
  • 反動を使わずゆっくり行う
  • 腰を浮かせず、腹筋を意識する

首に力が入りやすい場合は、手で頭を引っ張らず、肩甲骨が浮く程度まで上体を起こしましょう。

クランチとは?正しいやり方や種類・効果的に行うポイントを解説!

2-6.レッグレイズ

レッグレイズは、腹直筋の下部や腹横筋、腸腰筋などを鍛えられる体幹トレーニングです。ここでは初心者でも取り組みやすいレッグレイズのやり方を紹介します。

STEP1 床に仰向けの状態となり、体の横に手を置く
STEP2 足をそろえたまま、ゆっくり両足を上げる
STEP3 両足が床と垂直になる程度まで上がったら、ゆっくり下ろす
STEP4 足が床につく手前で止め、同じ動作を繰り返す

レッグレイズは、10回を3セット程度行うことが目安です。レッグレイズのコツとして次のようなポイントが挙げられます。

  • 腰を反らさない
  • 反動を使わずゆっくり行う
  • お腹に力を入れる

負荷が強い場合は、膝を軽く曲げたり、お尻の下に手を入れたりして行いましょう。

2-7.レッグツイスト

レッグツイストは、腹斜筋を中心にお腹まわりを鍛えられる体幹トレーニングです。正しい姿勢を意識しながら、無理のない範囲で取り組みましょう。

STEP1 床に仰向けの状態となり、両腕を左右に広げる
STEP2 両足をそろえたまま上げ、垂直に近い位置で止める
STEP3 上半身を固定したまま、両足を左右どちらかにゆっくり倒す
STEP4 元の位置に戻し、反対側にも同じように倒す

レッグツイストは、左右3回ずつを3セット程度行うことが目安です。レッグツイストのコツとして次のようなポイントが挙げられます。

  • 上半身を床から浮かせない
  • 反動を使わずゆっくり行う
  • お腹の横側を意識する

負荷が強い場合は、膝を曲げて可動域を狭くしましょう。

2-8.バックエクステンション

バックエクステンションは、背中の脊柱起立筋を中心に鍛えられる体幹トレーニングです。まずは基本のフォームを確認し、少ない回数から始めましょう。

STEP1 床にうつ伏せの状態となり、両手を頭の後ろに添える
STEP2 息を吐きながら、無理のない高さまで上体を上げる
STEP3 息を吸いながら、ゆっくり上体を下ろす

バックエクステンションは、10回を3セット程度行うことが目安です。バックエクステンションのコツとして次のようなポイントが挙げられます。

  • 反動を使わずゆっくり行う
  • 腰を反らしすぎない
  • 呼吸を止めずに行う

腰に負担を感じる場合は、上体を高く上げすぎず、無理のない範囲で行いましょう。

2-9.スクワット

スクワットは、お尻や太ももが鍛えられる体幹トレーニングです。スクワットにも複数の種類がありますが、ここでは初心者でも取り組みやすいスクワットのやり方を紹介します。

STEP1 両足を肩幅程度に開いて立つ
STEP2 足先は正面または少し開いた状態に向ける
STEP3 背筋を伸ばしたまま膝と股関節を曲げて体を下ろす
STEP4 膝が90度程度まで曲がったら最初の姿勢に戻る

スクワットは、10回~15回を3セット程度行うことが目安です。スクワットのコツとして次のようなポイントが挙げられます。

  • 背中が反ったり丸まったりしないよう注意する
  • 膝を曲げたときにつま先より前に出ない状態を保つ
  • 目線は正面に保つ

スクワットが難しいと感じる場合は、膝を曲げる角度を浅くして負荷を下げましょう。

スクワットの正しいやり方は?スクワットの効果と注意点も解説

2-10.腕立て伏せ

腕立て伏せは、大胸筋など上半身全体の筋肉が鍛えられる体幹トレーニングです。ここでは基本的な腕立て伏せのやり方を紹介します。

STEP1 肩幅より少し広く両手を床につき、肘を伸ばす
STEP2 肘を曲げて胸が床につく高さまで体を下ろす
STEP3 床を手で押し、最初の姿勢に戻る

腕立て伏せは、10回~15回を2~3セット行うことが目安です。腕立て伏せのコツとして次のようなポイントが挙げられます。

  • 背筋を直線の状態に保つ
  • 肘は外側ではなく背中側に引くように曲げる
  • ゆっくり動く

トレーニングに慣れていない場合は、膝を床についた状態で行いましょう。

プッシュアップとは?鍛えられる部位・やり方・鍛えるポイントを解説

3.【中・上級者向け】体幹トレーニング方法6選

初心者向けのトレーニングに慣れてきた方には、よりハイレベルな中・上級者向けのメニューがおすすめです。トレーニングの負荷を高めると、より力強い体幹を手に入れることができます。

中・上級者向けの体幹トレーニング方法と、各メニューのポイントは次の通りです。

3-1.サイドブリッジ

サイドブリッジは、わき腹の腹斜筋や骨盤まわりの中臀筋、腰方形筋を鍛えられる体幹トレーニングです。体の左右バランスを整えたい人にも向いています。

STEP1 体ごと横を向いて床に寝る
STEP2 下側の肘を肩の真下につき、前腕と足で体を支える
STEP3 頭からくるぶしまでが一直線になるように体を持ち上げる
STEP4 姿勢を保ったまま、反対側も同じように行う

サイドブリッジは、左右30秒を3セット程度行うことが目安です。サイドブリッジのコツとして次のようなポイントが挙げられます。

  • 肘を肩の真下に置く
  • お尻を後ろに引かない
  • 体が前後に倒れないようにする

姿勢を保つことが難しい場合は、膝を床につけて負荷を下げましょう。

3-2.バードドッグ

バードドッグは、腹横筋や多裂筋などのインナーマッスルを中心に鍛えられる体幹トレーニングです。手足を伸ばして姿勢を保つため、肩や股関節まわりの筋肉も同時に使います。

STEP1 床に手と膝をつき、四つん這いの姿勢になる
STEP2 右手と左足をまっすぐ伸ばす
STEP3 手足を上げた状態で10秒~20秒キープする
STEP4 ゆっくり戻し、反対側も同じように行う

バードドッグは、左右2~3セット程度行うことが目安です。バードドッグのコツとして次のようなポイントが挙げられます。

  • 背中を丸めたり反らせたりしない
  • お腹に力を入れる
  • 手足を高い位置で保つ

姿勢が崩れる場合は、キープ時間を短くして、体がぶれない範囲で行いましょう。

3-3.ヒップリフトブリッジ

ヒップリフトブリッジは、腹筋や背筋、太ももなどが全体的に鍛えられる体幹トレーニングです。

STEP1 床にうつ伏せの状態となり、肩幅の広さで肘をつく
STEP2 つま先と前腕で床を押し、股関節をたたむようにしてお尻を上げる
STEP3 お尻を上げた姿勢をキープする

ヒップリフトブリッジは、1回あたり30秒を3セット程度行うことが目安です。ヒップリフトブリッジのコツとして次のようなポイントが挙げられます。

  • 頭から背筋を直線の状態に保つ
  • 膝を曲げず脚をまっすぐに保つ
  • 腹筋を意識する

「ぽっこりしたお腹を引き締めたい」と考える方にも、おすすめのトレーニングです。

3-4.ワンレッグプランク

ワンレッグプランクは、お腹周りや下半身の筋肉が鍛えられる体幹トレーニングです。ここでは強度の高い「ワンレッグプランク」のやり方を紹介します。

STEP1 通常のプランクと同じ姿勢でうつ伏せとなる
STEP2 左右一方の足をお尻の高さまで浮かせて姿勢をキープ
STEP3 浮かせる足を左右交互に入れ替える

ワンレッグプランクは、1回あたり30秒を左右交互に3セット程度行うことが目安です。ワンレッグプランクのコツとして次のようなポイントが挙げられます。

  • 背中のラインを直線に保つ
  • 体の軸をねじらない

メジャーな体幹トレーニングとして知られる「プランク」には、10種類以上もの派生トレーニングがあるため、ぜひさまざまなトレーニングに挑戦してみてください。

3-5.ツイストクランチ

ツイストクランチは、腹直筋と腹斜筋を鍛えられる体幹トレーニングです。上体を起こしながらひねる動作が入るため、お腹まわりを意識して鍛えたい人に向いています。

STEP1 床に仰向けの状態となり、両手を頭の後ろに添える
STEP2 軽く上体を起こし、右肘と左膝を近づける
STEP3 ゆっくり元の姿勢に戻り、反対側も同じように行う

ツイストクランチは、左右交互に20回を3セット程度行うことが目安です。ツイストクランチのコツとして次のようなポイントが挙げられます。

  • 反動を使わずゆっくり行う
  • おへその上で肘と膝を近づける
  • 上体を起こす

うまくひねれない場合は、通常のクランチで腹筋を使う感覚をつかみましょう。

ツイストクランチとは?鍛えられる部位や正しいやり方・コツを紹介!

3-6.プランクレッグレイズ

プランクレッグレイズは、お尻や太ももの裏が鍛えられる体幹トレーニングです。

STEP1 通常のプランクと同じ姿勢でうつ伏せとなる
STEP2 左右一方の足を浮かせてお尻より高い位置まで持ち上げる
STEP3 浮かせる足を左右交互に入れ替える

プランクレッグレイズは、左右交互に10回を3セット程度行うことが目安です。プランクレッグレイズのコツとして次のようなポイントが挙げられます。

  • 肩や腕に余計な力を入れない
  • 体全体を持ち上げるようなイメージで行う
  • 左右のバランスが崩れないよう注意する

十分な高さまで足が上がらない場合は、少ない回数からスタートして、徐々に強度を高めましょう。

4.ジムでできる本格的な体幹トレーニング

ジムでは、バランスボールやケーブルマシンなどの器具を使い、自宅よりも負荷や動きの幅を調整しながら体幹を鍛えられます。自重トレーニングでは刺激しにくい深い筋肉にもアプローチしやすく、姿勢の安定やスポーツ動作の向上を目指したい人にも向いています。

たとえば、バランスボールを使ったプランクやヒップリフトは、不安定な状態で姿勢を保つため、腹筋や背筋をより意識しやすい種目です。ケーブルマシンでは、ケーブルウッドチョップやパロフプレスなど、ひねる力や体をぶらさない力を鍛えられます。メディシンボールを使えば、投げる・受け止める動作を加えた体幹トレーニングも可能です。フォームに不安がある場合は、トレーナーに確認しながら無理のない負荷で行いましょう。

まとめ

体幹とは全身から首や頭、腕、足を除いた部分を指す総称です。体幹の筋肉を鍛えることで、姿勢が整って綺麗に見えたり、スポーツでのパフォーマンスを高めたりする効果が期待できます。

初心者の方には、プランクや腕立て伏せ、スクワットなど負荷の低いトレーニングがおすすめです。初心者向けのトレーニングに慣れてきたら、ワンレッグプランクやプランクレッグレイズなど、より負荷の高いトレーニングに挑戦しましょう。

体幹トレーニングを習慣的に行いたい方は、24時間使えるジム「JOYFIT24」を利用してみてはいかがでしょうか。

人気のコラム