「ダイエットしたい」「健康的になりたい」と思ったとき、ジム(フィットネスクラブ)に通うことを考える人は多いのではないでしょうか。しかし、ジムにはさまざまなタイプがあるため、初心者の場合は選ぶ基準が分からなかったり、トレーニング内容で迷ってしまったりします。実際に通うときに戸惑わないよう、ジムの利用の流れや持ち物について事前に知っておきましょう。
今回は、ジムに初めて通うときの選び方や利用方法、マナーなどについて解説します。ジム選びで失敗したくない人は、参考にしてください。
初めてジムに通う人におすすめするのは、「通いやすい場所にあるジム」です。
ジムには大型・中型・コンビニの3種類があります。それぞれの詳細は以下の通りです。
大型ジム | シャワーやプール、スタジオなどの設備が充実しており、トレーニングマシンや器具を使って自由に運動できるジム |
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中型ジム | 大型ジムのような設備がない施設が多く、マシンとスタッフのみが配置されているジム |
コンビニ | 24時間営業しており、コンビニ感覚で利用できるジム。マシンと器具以外の設備は必要最小限であるものの、その分料金が安い |
ジムによって設備や営業時間は異なっているものの、初心者がジムを選ぶ際には、通いやすい場所かどうかという点が最重要と言えます。その理由は、ジムが通いにくい場所にあると行くことが負担になり、続かなくなる可能性が高いためです。自宅や職場の近くであれば、気が向いたときに行くことができるため、時間と体力を節約できます。
ジムの選び方について詳しく知りたい人は、下記の記事も参考にしてください。
ジムにはたくさんのマシンが置かれているため、初めて通うときは何をどう始めるべきか迷う人は多くいます。ジムの利用方法や運動方法には基本があり、基本を理解していれば、ジムは自宅よりも快適にトレーニングができる場所です。
ここでは、初めてのジムでよくある質問と回答を紹介します。
A:入館したらウェアとシューズに着替えるだけで、トレーニングを開始できます。どのようなジムでも基本的な利用方法は同じです。
1. まずは入館して受付を済ませます。JOYFIT24の場合は、入会時に渡される会員カードをタッチするだけで入館できます。
2. 更衣室で着替えを済ませ、荷物をロッカーに預けます。
3. マシンや器具を使って、好みに合わせてトレーニングをします。JOYFIT24では、スタッフが使い方を丁寧にサポートします。
4. シャワー設備のある店舗の場合、トレーニング終了後にシャワーで汗を流すことができます。
5. 最後に着替えを済ませて退館します。JOYFIT24は、退館もカードをタッチするだけです。
A:ウォーミングアップ→筋トレ→有酸素運動→クールダウンがおすすめです。
最初に軽いウォーミングアップやストレッチをすることで、ケガのリスクを抑えられます。
有酸素運動は、運動不足などで衰えた心肺機能を改善し、ネガティブな気分を解消する効果が期待できるため、トレーニングメニューに取り入れたい運動です。ランニングマシンやプールでの有酸素運動でも効果が期待できますが、初心者の場合はケガをしにくく、手軽にできるバイクマシンがおすすめです。時間は20分程度を目安にしてください。
バイクマシンに慣れてきたら、ランニングマシンを取り入れてもよいでしょう。時速8km程度で設定して20分間行います。ランニングによる骨への刺激は、骨量をアップして丈夫にする効果もあります。
ジムで取り組めるおすすめメニューに関しては、下記の記事でも紹介しています。
A:フリーウェイトよりもマシンを使ったトレーニングから始めるとよいでしょう。
筋力トレーニング(筋トレ)は、正しいフォームで行うことが重要です。マシンを使った筋トレであれば、マシンに座って体勢を取るだけで正しいフォームになり、鍛えたい部位の筋肉を動かせます。そのため、筋トレ初心者でも簡単にトレーニングできます。フリーウェイトはフォームの確認が必要となり、初心者では難しく感じられるため、中・上級者向きのトレーニング方法です。
初心者におすすめのマシントレーニングは、下半身を総合的に鍛えられる「レッグプレス」です。やり方は、膝が90度になる格好で座り、肩幅に足を開きます。真っすぐ足を伸ばし、ウェイトを押し上げて元の位置に戻します。
お腹周りが気になる場合は、「アブドミナルクランチ」がおすすめです。やり方は、ウェイトをセットしたら背中をパッドに付けてグリップを握り、上半身を前に倒して元に戻します。
A:シートのポジション、角度、ウェイトをセッティングしてから使いましょう。
筋トレの効果を得るためには、自分の体型や筋力に合わせてマシンをセッティングしなければなりません。
シートポジションは、座面を持って引き上げるタイプのものや、シート近くにあるレバーで調節するものがあります。角度は背もたれ付近のレバーで調節しましょう。ウェイトは、マシンの後ろなどにあるプレート状の重りにピンを抜き差しすると設定できます。
設定する際のポイントは、まずは12回上げられるギリギリの重量を測ることです。測定したら、その重量で10回・3セットを目安にトレーニングします。
マシンによってセッティング方法が異なるため、分からないときはスタッフに聞きましょう。
ジムに行くために必要な持ち物は下記の通りです。
ビジネス用のくつ下やストッキングは運動に向かないため、会社帰りにジムに行く場合はくつ下を忘れないようにしましょう。
ジムエリアには、タオルと飲み物を持っていきます。ロッカーの鍵やスマホ、ヘアゴムなどを携帯したい場合は、ミニバッグがあると便利です。
運動中はたくさん汗をかくため、吸水速乾性、通気性があるトレーニング用のウェアがおすすめです。また、動作を妨げないよう、ストレッチ性があるアイテムを選ぶこともポイントになります。トップスはタンクトップや半袖、ボトムスはハーフパンツやレギンスが動きやすく人気です。
以下では目的に合ったトレーニングウェアを紹介します。
・筋トレをメインに行う場合
トレーニングウェアがマシンに挟まると危険なため、体にフィットしたウェアがおすすめです。本格的なウェイトトレーニングを始める場合には、専用シューズが安定感に優れています。
・有酸素運動をメインに行う場合
シューズはクッション性があり、足の負担を軽減するランニングシューズがおすすめです。くつ下は破れにくく丈夫なものや、スポーツ用のものが適しています。女性はバストをしっかりホールドするスポーツブラであれば、揺れからバストが守られ、トレーニングに集中できます。
・ヨガやピラティスを行う場合
インナーは動きに合わせてずれ上がらないスポーツブラがおすすめです。床でのポージングが多くなるため、ボトムスはめくれないレギンスが適しています。
ジムを利用するときに気を付けたい基本のマナーは、使ったものを元に戻すことです。ダンベルなどの器具は、取ってきた棚の同じ位置に戻します。マシンはウェイトのピン、シートなどを最初の位置に戻し、設置されているタオルがあればシートについた汗を拭きます。また、私物を置いて場所取りをしない、マシンを長時間占有しないことも大切です。
集中してトレーニングをしたい人もいるため、器具を扱うときの音や話し声が大きくならないよう配慮しましょう。
初心者がジムを選ぶときは、通いやすい場所にあるジムを選びましょう。初めてジムに行く場合でも、利用方法や運動のやり方には基本があるため、押さえておけばどこのジムでも応用できます。使ったものを元に戻すなど、基本のマナーを押さえることが重要です。
JOYFIT24は、24時間年中無休のマシンに特化したジムです。どこの店舗で入会しても、全国のJOYFIT24を利用できます。本格的なマシンをご用意しており、効率よくトレーニングをすることが可能です。ぜひ一度ご見学ください。